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大阪倶楽部リサイタル【濱田あや マンスリー・ニュースレター Vol.41】


皆様 お元気でお過ごしでしょうか。

先日9月19日の

大阪倶楽部でのリサイタルには、 満員のお客様にお越し頂きまして、

本当にどうも有り難うございました。

心より感謝申し上げます。

今回は、

「チェンバロで”シャコンヌ”」という

タイトルだったのですが、

少し裏話を…。

当初企画していたプログラムでは、

バッハの ”シャコンヌ” だけを

入れていました。

それを提出して、出来上がったチラシを見ると、

「チェンバロで”シャコンヌ”」というタイトルが付けられていました!

別にシャコンヌが一曲だけでも

勿論構わなかったのですが、 「やっぱりせっかくなので、

もう少し”シャコンヌ”を入れたほうが

バランスがいいかも…」と思い始め、 結局コンサートでお聴き頂いたように、

ストラーチェ、フィッシャー、ラモーの

”シャコンヌ” を入れて、 コンサート後半は「オール・シャコンヌ」プログラムとなりました。

実際に弾いてみると、ずっと極度の集中力が要求されるので、

体力的にも精神的にも疲労困憊だったのですが、 私の近年のリサイタルプログラムの中でも、一番まとまりのある、

充実したプログラミングになったのではないかと思っています。

毎年、二三の新しいプログラムを用意するので、

いつも何の曲を入れようか…と悩みに悩むのですが、 こうして会心のプログラムが出来上がると、とても嬉しいものです。

アンコールは、新しいCDの中から、

ジャック・デュフリの「三美神」と「ロンド」をお聴き頂きました。 CDの事を話すと声が詰まるとは、

まさか自分でもびっくりでお恥ずかしかったのですが、 何はともあれ思いのぎっしり詰まった一枚となっております。 大変有難いことに、多数のお問い合わせを頂いておりますが、 またリリースの暁には、お知らせさせて頂きますので、

どうぞ宜しくお願い致します。

改めて、この度はお忙しい中、ご来場賜りまして有難うございました。 皆様の温かいご声援が嬉しかったです。

ニューヨークはすっかり秋の涼風に包まれておりますが、 季節の変わり目、ご自愛くださいませ。

ニューヨークより

濱田あや

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