みなさま いかがお過ごしでしょうか。
ニューヨークもすっかり秋が深まりました。
(そして今日は大事なアメリカ中間選挙です!)
そんな中、芸術の秋🍁にふさわしく
今週は1週間で4つ公演があります。
一昨日は、ニューヨークのアップタウンにある ローリック美術館でリサイタル、
そして昨夜は、
アッパーイーストサイドのコシチュシュコ・ファンデーションにて
ニューヨーク音楽家クラブ「ザ・ボヘミアンズ」主催の コンサートシリーズ が
開催されました。
「フレンチ・エレガンスと
イタリアン・ヴィルトゥオジティ」と題した、
優美な18世紀フランス音楽と、
技巧に溢れたイタリア・バロックの作品を集めたプログラム。
2018年がメモリアルイヤーにあたる
クープランは勿論、
ロワイエ、スカルラッティ、
バッハのトッカータなどの
作品です。
2日続けてのリサイタルは、なかなか大変で、
特に今回は息をつく暇がないくらい激しい曲が多くあるので、
本番にきちっとピークが合うように、
リハーサル中もあまり弾きすぎないようにして集中力と体力を温存します。
↑先日クリストフ・ルセ氏からいただいた、フランソワ・クープランのお面です。
(クープランの曲を演奏するコンサートのときには、トークに役立てています。)
素敵な会場で音響も抜群。
観客の方も
食い入るように聴き入ってくださり 最初から最後まで快調に、
とても楽しく弾ききることができました♪
開演に遅れた方には空席がなくなってしまい 追加で椅子が配置されたり・・と
有り難いことに盛況に終わりました。
お客様は
「プログラムの組み立てといい、本当に素晴らしい演奏で、
思わず見ず知らずののお隣さんと感激を分かち合うこととなりました!」
「典雅に、いのちのエネルギーをもらって、アンコールに至っては至福のいたり!
会場に居た皆んながあやさんをめぐってひとつの家族のようになってました。」と
仰ってくださり、
一緒にチェンバロ音楽を共有させていただく喜びを感じました。
主催者の方も
「ファンタスティック!
すっかり貴女の大ファンに
なっちゃったわ!」と
喜んでいただけて、
ホッと安堵の思い。
ともあれ、
とても嬉しい一夜となりました。
今週末はコネチカットで2公演です♪
みなさまもお身体にお気をつけてお過ごしくださいませ。
ニューヨークより
濱田あや