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ニューヨークの現状&「12の歌」動画【マンスリー・ニュースレター Vol.102】

みなさま いかがお過ごしでしょうか。


こちらは心の痛む大変な1週間となっています。


ニューヨーク市はまだロックダウンが続いておりますが、

来週の月曜日(6/8)から経済活動の第一段階が始まりそうということで、

やっと長いトンネルの先に光が見えて、気分が高揚していたところでした。



アフリカ系男性が死亡した事件、そして人種差別問題に対する抗議デモは、

先週末からマンハッタン内でも行われていて、

私の住んでいるアッパーウェストサイドでも

時折デモ隊が通っていきます。

デモ隊の人たちは、メッセージを書いたプラカードを掲げて

穏やかにマーチング(行進)をしていくので、

私は参加はしていないものの、行動や意義はサポートしています。


しかし、一方、夜になると余りにもおぞましい略奪が行われているのも事実です。

ミッドタウンや5番街、ソーホー地区など

私もショッピングによく出かけていた馴染みの店舗が

略奪行為に襲われていて、衝撃が止まりません。

これらは、デモ隊とは全く別の人々によって組織的に行われているようで、

一昨夜からは暴動を阻止するために、

夜8時から朝5時までの、夜間外出禁止令が出されました。

マンハッタン内は車両の通行も禁止して封鎖されています。




私の家の向かいにあるお店も、

ガラスを割って

侵入されないように

板を張って防御しています。








コロナに加えて今回の惨状で二重の悲しみに襲われますが、

明るい未来が訪れるのを願うばかりです🙏


 

さて、4月の「バッハ:ゴルトベルク変奏曲@ホーム」に続いて

5月は、 チェンバロで弾く 『武満徹:ギターのための12の歌』~ に挑戦しました!




昨年から、日本やヨーロッパでのアンコールで

この中から数曲、チェンバロ用にアレンジして弾いていましたが、

この機会に全曲アレンジを手がけ、自宅で撮影をしました。


元々は、ギターとチェンバロは弦をはじいて音を出すという仕組みが同じなので

ギターの曲をチェンバロで弾いてみたら良い感じになるのでは・・・?と思って

武満徹さんのお洒落なアレンジをチェンバロで再現しようと始めました。


去年の大阪公演で、「イエスタデイ」を、

今年初めの京都コンサートホール主催公演では、

「オーバー・ザ・レインボウ」をアンコールで弾いたので、

覚えてくださっている方もいらっしゃると思います。

残り10曲も、いつかアレンジしてみようとは思っていましたが、

その機会が、このコロナ禍、早くも訪れました☺


アンコール曲は10公演分出来たので、

あとはコンサートを待つのみです!☺


楽しくお聴きいただければとても嬉しく思います。

動画への👍いいね やチャンネル登録もどうぞ宜しくお願い致します。



♪収録曲♪

イエスタディ(ザ・ビートルズ: レノン/マッカートニー)

オーバー・ザ・レインボー(アーレン)

サマータイム(ガーシュイン)

星の世界(コンバース)

ミッシェル (ザ・ビートルズ)

ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)

失われた恋(コスマ)

ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア (ザ・ビートルズ)

早春賦(中田章)

インターナショナル(ドジェイテール)

シークレット・ラヴ(フェイン)

ヘイ・ジュード (ザ・ビートルズ)



みなさまもくれぐれもお体お大切にお過ごしください。



ニューヨークより

濱田あや




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