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ヌーシャテル美術・歴史博物館でのコンサート♫【マンスリー・ニュースレター Vol.117】

暑い夏 いかがお過ごしでしょうか。


スイス・ヌーシャテル美術・歴史博物館でのリサイタルが

先週、無事に終了いたしました。




到着した頃は、数週間続いた長雨が、ベルギーやドイツで甚大な被害をもたらしており、

スイスでも湖が氾濫寸前、危険水域にまで達していました。

(私が着いた日から雨も上がり、晴天が続きました☀)



前回(去年の11月)訪れたときは、コロナ感染第2波の真っ只中。

生活必需品以外のお店や飲食店は全て閉まっており、寂しい限りでしたが、

今回はガラッと雰囲気が一転していました。

屋外でのマスク着用率はほぼ0%。

湖畔は夏を楽しむ人々で溢れています。



私はといえば、地味に、コンサート前の3日間は

終日博物館で練習をさせていただきました。


前回と違い、博物館もオープンしているので、

訪問者が入れ替わり立ち替わりチェンバロの部屋を訪れます。




「隣の展示室にいたら

音楽が聞こえてきたから、

CDがかかってるのかと思ったら、

わぁ!生演奏でびっくり!」などと

声をかけられながらも、


3日間、歴史的名器のルッカース・チェンバロを

じっくり練習する機会があり

とても有り難かったです。


 


さて、コンサートの模様です♪



















観客の方は、マスク着用+ソーシャル・ディスタンスを順守しての開催です。


思い出のたくさん詰まった、17世紀製ルッカース・チェンバロでのコンサート。

録音の時の懐かしい日々が蘇り、

久しぶりに観客のみなさんの前で弾く機会でもあり、

感無量です。


隣国から親友が駆けつけてくれ、

またレコーディングの時にお世話になった、

カメラマンさん、ヘアメイクさん、宿泊先のオーナーさんも来て下さり、

温かい支えを感じて

みなさんと同じ空間を共有し、一体感をひしひしと感じながら演奏できました。



そして、フランス語でのトークも無事に終わり、ホッと☺




終演後は、

「聴いていると自然と涙がこぼれてきて、『私なんでこんなに泣いているんだろう?』

と初めて味わったような感動でした」

「胸をぎゅっとわしづかみにされたような衝撃」など

感想をいただき、本当に嬉しかったです。


主催者のかたも

「本当にすごく素敵なコンサート!また是非来てください!」

と喜んでくださって良かったです♪


 


そして、コンサートの後は、しばしのリラックス・タイム。

マッターホルンを眺めながらハイキングを満喫しています🗻


そのツェルマット滞在の様子や、

温泉リゾート地 バート ・ラガッツの模様は

また次回お伝えさせていただきますね。




暑い中くれぐれもお身体お大切にお過ごしください。


スイスより

濱田あや







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