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マサチューセッツ州、クラーク美術館【マンスリー・ニュースレター Vol.164】


先週末、マサチューセッツ州のクラーク美術館より帰ってきました。


クラーク美術館では、特別展「ギョーム・ルティエール」展が開催中です。

その特別展に合わせて、レジデンス・アーティストとして9日間滞在して

18世紀のフランスの作品を中心に3回コンサートを行いました。




ニューヨークからは、ナイアガラの滝行きの列車に乗って

ニューヨーク州の州都アルバニーで下車。

迎えのリムジンに乗って、約1時間で

リベラル・アーツ・カレッジとして有名なウィリアム大学のある、

ウィリアムズタウンに到着しました。

クラーク美術館もこの街にあります。


設計は安藤忠雄氏です。




ここには、シンガーミシン創業者のお孫さんのクラーク氏が収集したコレクションが所蔵されています。


光溢れるパビリオンに足を踏み入れると、ただただ大感動!


こちらのギャラリーには

右手にはルノワールがずらり、左にはモネの作品、

そして中央にはロダンやドガの彫刻が並んでいます。



何でもルノワールは40点、モネは 11点、ドガの作品も76点が所蔵されてます。

「ここはオルセー美術館かしら??」と思わせるような充実ぶりです。

連日、1点1点ゆっくりと美術鑑賞を愉しみました。


せっかくですので、何点かご紹介。


ルノワール

(「日本の犬、たま」や「団扇を持った少女」など日本的な作品も!)


ルノワールの自画像も2点



モネとゴッホ



エドガー・ドガ



印象派の作品以外にも、ギルランダイオ、ボッティチェッリ、レンブラントも。

(個人的には、ギルランダイオの「女性の肖像」に釘付けになりました。)



そのほかにも、マネ、ゴーギャン、ゴヤ、ロートレックの作品など

素晴らしいコレクションの数々を贅沢な空間で堪能することができ、

本当に恵まれた1週間でした。



【番外編】

クラーク美術館の敷地は広大なので、他の建物に移動するときは

このようにゴルフ・カートに乗せてもらって移動します。




 

さて肝心のコンサートの模様は、このような感じでした。



3回とも大好評に終わり、多くの方に楽しんでいただきました。





さてこの特別展、クラーク美術館で10月まで開催されているのですが、

その後は、ルーヴル美術館(パリ)での開催となります。

ルーヴルでもコンサートに呼んでくれるといいのですが・・・!




暑い日が続きますが、どうぞお身体お大切にお過ごしください。



濱田あや





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