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来月はスイスでコンサート【マンスリー・ニュースレター Vol.150】

みなさま いかがお過ごしでしょうか。


まずは、来月6月にスイスで行われるリサイタルのお知らせです。


ヌーシャテル美術・歴史博物館で開催される『スカルラッティ・マラソン・コンサート』に

参加します。


J.S.バッハと同年に生まれたドメニコ・スカルラッティは

555曲の鍵盤ソナタを作曲しましたが、

これを1週間にわたって全曲演奏するという壮大な(!)企画です。


フランス人チェンバロ奏者のジャン・ロンドーさんなど

30人のチェンバロ奏者が参加しますが、

私は招待された唯一の日本人、そして唯一のアメリカからの参加となり

とても光栄なことで楽しみにしています✨

私のコンサートは最終日の6月9日(金)午後3時より開催で、

スカルラッティのソナタ15曲を演奏します。

お近くの方は是非とも足をお運びいただけると嬉しいです💖



 


スカルラッティのソナタを準備する一方、

目まぐるしく5月が過ぎて行きます。



まずは、フランスから帰ってきた翌日からバッハ『ヨハネ受難曲』のリハーサル、

そしてコンサート。


(私はオルガンの通奏低音を担当しました)




「ヨハネ受難曲」のコンサートが終わると翌日からは、

オペラ・ラファイエットのニューヨーク・バロック・フェスティバルが開催されました。


会場は、5番街にあるエル・ムセオ・デル・バリオ美術館の

とっても美しいホールです。






今年前半にワシントンD.C.で行ったペルゴレージ『奥様女中(フランス語版)』の再演で、

2日間さらっとおさらいのリハーサルをして、本番を迎えるはずだったのですが、

ここでまさかの・・・



コロナ! です(私ではありません)



日常ではすっかりコロナを忘れて生活をしているので、余りにも予期せぬ展開!


本番当日の朝に、指揮者がコロナ陽性になったと電話があり、

急遽、オペラは他の人が指揮することに。

プログラムにあったもう1曲は指揮者なしで演奏することになり、

ワサワサと心配な気持ちをかかえながらもお昼から最後のリハーサルを行いました。

本番ではうまくいかない箇所が出てくるんじゃないかと覚悟しましたが、

意外と無事に快調に終わり、

仲間たちと「うまくいったね~!」「良かったね!」と健闘をたたえ合いました☺



そんなドラマも乗り越え、今度は翌朝5時起きで飛行機に乗り、

オハイオ州コロンバスに来ました。

史上最年少でピュリツァー賞を受賞して今最も注目されている作曲家、

キャロライン・ショーさん作曲の"Is a Rose"を弾いています。


(キャロラインさんご本人が歌を担当しています🎤)



怒濤のコンサートの合間をぬって、

新CDの編集、ライナーノーツの翻訳を同時進行で行っているので、

体が3つくらい欲しいところですが(!)

スイスでのスカルラッティ・コンサートを楽しみに乗り越えたいと思っています☺



次回のニュースレターでは、10月1日(日)名古屋・宗次ホールでのリサイタルの詳細を

お伝えできる予定です。



みなさまもお身体お大切にお過ごしください。


濱田あや




















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